情報学環「情報技術によるインフラ高度化」社会連携講座
2014-05-21
パリの地下鉄
立坑をおしゃれに使っている地下鉄の駅がありました。さすがフランス!斬新なデザインです。
立杭の下から上を見ると、デッキの隙間から照明が差しています.。
立杭の広さを活用した階段スペース。 近未来っぽいデザインですが、自分の足で登らなければなりません。 バリアフリーよりエコ重視です。 きっと…。
ルーブル美術館の近くに歩行者専用の鋼橋があります。 ルーブル美術館が「芸術の宮殿」と呼ばれていたために、パリで最初の鋼橋である当時の橋を「芸術橋」と名付けたそうです。 きゃしゃに見えましたが、歩道が木製で地震も少ない土地ですから、問題ないのでしょう。
でも恋人たちが南京錠をぶら下げていくので、設計時の想定より橋の重量が増えているかも?!
ルーブル美術館の顔であるエントランスのガラス製ピラミッド。きれいに保つのは大変です。 おや?大きなゴミが張り付いているようですよ。
いえいえ、これはお掃除ロボットでした。 給排水ホースと電源コードがつながっていて、登ったり降りたりしながらガラスを掃除していました。
国際学会開催場所はパリ中心地から鉄道で40分ほど。 通勤客など多くの人が利用していました。 地下鉄を含めてフランス語が分からない外国人にもよく分かる表示で、ほとんど迷うことはありませんでした。
路線図表示は常に北が上。 写真では列車の進行方向が表示と逆になっています。 地図が頭に入っていない異国では少し戸惑うかもしれません。
この路線は二階建て車両を使っています。 混雑時は二階にも立ち乗りする人がいました。 ドアは半手動で、乗客は車両が完全に止まる前に開けて降りていきます。 完璧な安全を目指す日本の鉄道に慣れていると、そんなことにも驚いてしまいます。
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